のんびり息子と天パパパ

発達障がいグレーゾーンの息子とすごす日々の記録。小学校編。

発達障害グレーゾーンの息子、幼稚園での発表会初参加の顛末

息子の幼稚園のクリスマス発表会が終わりました。

 

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結論から言うと、息子は発表にほぼ参加できませんでした。

親として色々な感情はありましたが、少し落ち着きましたので文章に残しておきます。

 

最近読者になってくださった方も多くいらっしゃいますので少し状況を説明します。

 

息子は発達障害グレーゾーンで、特性としては

・全体的な発達の遅れ(検査の結果で1年程度遅れています)

・こだわりの強さ

・失敗を嫌がる

・自分で出来ないと思っている事にはあまり挑戦しない

ということがあります。

 

3歳の頃から療育施設で療育を受けていて、今年の4月に年中から幼稚園にも通わせています。現在は週の半分幼稚園、残り半分療育というスケジュールでやっと慣れてきたところです。

 

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さて、今日の話に戻りますが、発表に関しては泣き叫んで拒否したというわけではないようで、先生に「やりたくない」と言ったそうです。

歌の発表はステージの片隅に先生と一緒にいたようです。

劇は衣装を着るのを拒否したらしく、ステージ脇で見ていたようです。

 

というのも、どちらも保護者席からは見えない場所だったので、後から担任の先生に聞いて状況がわかりました。

 

事前に参加しないかもしれないなと覚悟をしていても、やはりいざその場になると自分の子が参加していないことはとても辛いことでした。

周りの子は普通にできているのになと考えてもしまいました。

発表中は「いたたまれない気持ち」でした。

 

運動会は何とか競技に参加はできていましたし、今回の劇のセリフや流れは理解はしていたようなので、「ステージに上がって人前で何かをする」というハードルが高かったのかもしれません。

 

発表がすべて終わって、園児みんなでサンタさんを呼ぶときだけは何故か園長先生に抱えられてとても大声で呼んでいました。

そこは呼ぶんだ…。そしてニコニコでプレゼントをもらってきました。

 

担任の先生が色々状況を教えてくださった時に

「片隅でもその場に居られたことが良かったですよ」

「劇は片隅でみんなの様子をじっと観察してました」

「最後は教室でみんなといられましたよ」

と出来たところをほめてくださいました。

 

確かに入園当初には教室にいられないことも多かったので、息子としては成長しているんですね。去年の今頃は「そもそも幼稚園で生活できるかどうか」を悩んでいました。

そう考えると普段は何とかやっているので1年たって飛躍的に成長してるとも言えます。

今回の発表会は息子にとっては初めての体験だったので状況観察のインプットの時間だったのかもしれません。

 

発表会の準備や進行でとても忙しい中でも園児一人一人に気を配ってくださっていた先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

また、一人だけ明らかに様子がちがうのんびり息子がぐにゃぐにゃしていても、ほかの保護者の方たちが「あら、あの子…?」と噂するようなことも全くなかったです。

それどころか、父母同士で「〇〇ちゃんこっちのほうがよく見えるよ!」と見る場所を譲りあったり、こっそり声を掛けあったりしていて、本当に雰囲気が良い幼稚園だなぁとあらためて思いました。

 

帰ってきてから参加したくなかった理由を聞いてみたところ

「やりたくない気持ちだった」

と言うので、本人的には何かあったんでしょう。

「年長さんになったら劇もやる」

とも言っていました。自分なりに年長さんになったら劇に参加するという気持ちもあるのかもしれません。

先の事は分からないので、毎日少しでも成長していってくれればありがたいと思うようにします。

 

今日のテーマソング

ああ人生に涙あり

ああ人生に涙あり

  • 杉 良太郎
  • J-Pop
  • ¥250

 

そういえば発表会を撮影したDVDを購入申込みしていたんですが、果たして息子は一瞬でも映っているんでしょうか。。

 

まぁ、年長さんの劇は毎年受け継がれている伝統の劇のようなので来年の予習に息子と一緒に見てみようと思います。

予習は大事ですね。

 

お読みいただきありがとうございました。

のんびり息子の成長の様子を書いた記事もございますのでよろしければご覧ください。

 

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