のんびり息子と天パパパ

発達障がいグレーゾーンの息子とすごす日々の記録。小学校編。

のんびり息子はどうやって療育までたどり着いたのか【①黎明編】

こんにちは。天パパパです。

以前の記事にも書きましたが、ゆっくり息子は3歳(年少の年度)から療育施設に通っています。

 

しかし、療育までたどり着くにはとても長い道のりがありました。

子どもに合った発達支援サービスを受けられるかどうかは親のスキルに左右されるといったネットの書き込みをときどき見かけますが、残念ながら現状では確かにその通りだと思います。

自分の思い出しも兼ねてどのような道のりだったのか書いていこうと思います。

自治体の発達支援センター

kenmoja.hatenablog.com

上記の投稿にあるように、のんびり息子は1歳半検診でひっかかりその後も全体的に発達がゆっくりで支援センターなどでも場所になじめない様子でした。

このころは天パパパはまだ普通に外で働いていたので、子どもの様子にはそこまで気が付いておらず、発達障がいという言葉自体も良く知らない状態でした。

 

妻がかなり悩んでいたので何かできることはないかと思い自治体の「発達支援センター」に電話を入れたところ、2週間後ぐらいに予約を入れてもらいました。

 

「発達支援センター」という名前と、訪問時に予約を取るくらいなので「検査をしてもらえたり今後のアドバイスを貰えたりするのではないか!」という期待を持って行ってみたのですが、結果は何と・・・

 

・ここでは何もできない。

・検査をしてもらえるところもあるけど、そこは多分3か月くらい待ちます

・市の子育てに関する冊子をあげるから載ってる番号に勝手に電話してみてください。

 

というようなことを長々と話されました。

対応して下さった方も「臨床心理士」や「医者」「療育に詳しい人材」ではなく、ただの事務の人っぽい感じでした。

「・・・え?発達支援センターなのに何も支援はしてくれないの?」

という疑問しか残りませんでしたが、他に何も教えてもらえなかったので、冊子に乗っていた発達の検査をしている施設に電話して、2か月後くらいに検査の予約を入れました。続きは、思い出しながらまた書いていきたいと思います。

 

見通しがたたない不安

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今の療育施設に通うようになってから同じような環境のお母さんと話す機会が増えましたが、まず「子供の発達が定型じゃないかもしれない」と突きつけられた時に目の前が真っ暗になる方が多いです。そして、答えが見えないどうすればいいかわからない時間はとてもつらいです。

 

公共の施設で「発達支援センター」と名前が付いているからにはその辛い気持ちに寄り添って少しでも軽くしてあげ、子どもの特性を見てしかるべき手助けをしてあげるのが仕事だと思うのですが・・

 

この時点で見通しがあまりたたず、かなり不安だったのですが、まさかここから暗いトンネルが続くとは思いませんでした・・・。