のんびり息子が幼稚園の年長になって2か月半が過ぎました。
今年度も幼稚園と療育の併用を続けていますが、年長は行事が多く、その場合には幼稚園を優先するスケジュールを組んでいます。
そんな幼稚園の行事に時々組み込まれる、親も参加できる行事。
この1週間は偶然にも3回も親が参加する行事があったので、参加してきました。
今回あった行事は
・保育参観&親のセミナー(土曜日)
・給食試食会(平日)
・プール活動の補助(平日)
の3つでした。
それぞれについてまとめたいと思います。
保育参観&親のセミナー
保育参観とセミナーに関しては、土曜日の開催だったので比較的両親で参加されている方も見かけました。
保育参観では普段の活動を見ることができるので、友達との関わり方や先生とのやり取り、歌を歌ったりお祈りしたりする様子を近くで見ることが出来ました。
幼稚園で同年代の子と一緒に行動するとやはり行動の幼さが目立つ息子ですが、何とか形だけでもついていっている様子を実際に見ると毎日頑張ってるんだと実感しました。
幼稚園に行くたびに「定型発達の子ってすごいな」と驚かされます。
親のセミナーに関しても、心理師の講師の方に子育てに関する心がけを聞くことが出来て、改めて自分の子育てについて考えるきっかけになりました。
1番印象に残ったのが「幼稚園の教育目標を親も実践できているのか」という事でした。
教育目標は
・元気で明るい子供
・人を思いやり好きになれる子供
・面白さを自分たちで作り出せる子供
・決まりを守ることが心地よいと感じられる子供
といった内容でした。
確かにこんな子に育ってほしいですし、自分がこれを守れば周りの人にもいい影響を与えられるのではないかなと感じました。
例えば「元気で明るい」というだけでも大人になると忘れがちになってしまうので、子どもの見本になれるように少しずつでも努力していこうかなとあらためて思いました。
給食試食会
給食試食会は「子どもが普段どんな給食を食べているのか知りたい」という保護者の要望が多数あったことから、今年始まった行事らしいです。
お昼に親も一緒に行って子どもと一緒に給食を食べてきました。
こちらは平日だったので父親は私だけでした。
息子は少食で普段ちゃんと給食を食べているのか不安だったこともあり、戦々恐々としていたのですが、結果としては予想通りあまり食べていませんでした。
それでも一応楽しく食べようとしているらしく、自分が食べられそうなものは食べていたので少し安心しました。
年長さんだとほぼ全員箸をつかって食べていました。息子はまだ箸が上手に使えません。ここでも改めて定型発達の子ってすごいなと感じました。
それでもやっぱり普通の子で少食の子もいるようで、同じテーブルにいたお母さんは「普段家ではあまり食べないので給食は全部食べていてびっくりしました!」と言っていました。皆さんやっぱり悩みや心配事はあるんですよね。
息子も、みんなが揃うまで食べるのを待っていたり、「いただきます」のお祈りをしたり、順番に並んで片付けられたりと本人なりの成長を見せてくれました。
給食を食べる姿を見る機会は今まで無かったので、とても有意義な行事だったと思います。自分がいただいた給食も普通に美味しかったです。
プール活動の補助
息子が通っている幼稚園にはプールの施設がありません。そのため、夏場のプール活動は近所にあるスイミングスクールで行われます。
先生だけでは手が足りないため、プールの日は当番制で保護者が補助に入ることになっています。
去年は息子は幼稚園に慣れること優先でプール活動は参加しなかったため、今年が初体験。息子は運動面が特に遅れているため、手がかかりそうな息子の参加に合わせて当番に関わらず毎回補助に入ることにしました。事前に先生方に言っておけば手伝いとして非番の保護者が行っても大丈夫なシステムです。大人の手や目はあればあるほど良い状態ので、当番じゃなくても手伝いに行くこと自体はとても喜ばれるようです。
今回はたまたま平日お休みだった他の子のお父さんも1名参加していました。
プール活動自体は親も一緒にいる安心感もあり楽しみながら頑張った息子。
他の子と手をつないで並んで歩いたり、列になってプールの中を歩いたりする姿はとてもかわいかったです。
幼児が集団でいる姿ってとってもかわいいですよね。
帰り際に親は家に帰り、息子は幼稚園に戻るので「寂しい」と大声で泣いていました。
幼稚園に行くのを嫌がることは無いんですが、幼稚園で親を見てしまうと離れるのが寂しくなるようです。感受性が強いのでしょうか…。前述の給食試食会でも別れ際に号泣していました。
連絡帳によるとプールから幼稚園にたどり着いたころには泣きやんでいたそうので、慣れの問題なのかもしれません。
父親が幼稚園の行事に参加するメリット
幼稚園の行事に父親が参加するのは日程的、雰囲気的な問題で難しい部分もあるかもしれません。
その中でも息子が通っている幼稚園は比較的行事に父親が参加することが多い気がします。
幼稚園の行事に父親が参加することで実感したメリットをいくつかまとめてみようと思います。
家とは違う幼稚園での子供の様子を見ることができる
家で見る子供と集団の中にいる子供の様子は思っている以上に違いがあります。
家ではやらないことも幼稚園ではちゃんとやっていたり。友達と仲良く遊んでいたり。
普段気付かない子どもの一面を見ることができるのはとても大きなメリットだと思います。
また、先生と子どものやり取りを見ると、家での子どもへの接し方の参考になったりもします。
幼稚園の雰囲気を知ることができる
子どもが一日の大半の時間を過ごす幼稚園、どんな雰囲気なのか皆様知っていますでしょうか?
行事の際に幼稚園に行くことでどんな雰囲気の園なのか自分の目で知ることができます。
先生の様子や子供たちの様子って実際に見てみないとわからないですよね。
息子が通っている縁は先生方や子供たちの雰囲気がとてもよく、行くたびにとてもいい幼稚園だなと感じます。保護者の方々もいい感じなので平日の行事に父親が参加していても普通に接してくれてとてもありがたいです。
先生とコミュニケーションを取りやすくなる
行事等で幼稚園に行って先生とも顔を何度かあわせることで、何かの時に先生とコミュニケーションがとりやすくなります。
幼稚園の方針としても保護者と細かく連絡を取り合いながら一緒に考えていくという考えのようですが、時間がなかったり機会がなかったりでなかなか話す機会がないとのこと。
行事の時に顔を合わせて顔見知りになっていれば、ちょっとした相談などもしやすくなりますね。我が家は特に発達面の悩みから先生と相談することが多いためなるべく話しやすくなるように頑張っています。
幼稚園は期間限定なので1度きりの姿を見ることができる
幼稚園の期間は長くて3年。行事で考えると数えるほどしかありません。
その時その時しか見ることができない子供の姿を見る機会だと思うと、とても大事な機会なのではないでしょうか。
プールの補助で一緒になった他のお父さんも「年長さんで最後なので・・・」「改めて思いますがみんなまだまだ小さいですね」としみじみ言っていました。
子どもにとっても心に残る楽しい行事ですが、親にとっても大切な思い出になるものだなと思います。
子どもが喜ぶ!
大好きなお父さんが幼稚園に来てくれると子どもはとっても喜びます。
ニコニコしながらちらちら親の様子をうかがう姿はまた格別です!
そして幼稚園ぐらいの年代の子は誰の親にでも無邪気に話しかけてきてくれます。
そんな様子もとてもかわいい!
父親だと中々他の子と接する機会がないと思うので、自分の子どもと同年代の子がいっぱいいる姿は新鮮でとても癒されます。
ニコニコして手を振ってくれたり、ハイタッチをしたり。
子どもって本当にかわいいですよね。
幼稚園に行くことで親も子供も楽しめてwin-winです。
父親ももっと幼稚園に行ってみよう!
父親としては行事に参加したくても「仕事をしていて時間がとれない」「行ってみて母親ばかりだったら気まずい」など難しい部分があるかもしれません。
ですが、前述のように幼稚園の行事に参加すると色々なメリットがあります。
そして純粋に「自分の子にかぎらずみんなかわいくて癒される」という特典まで付いてきます。
我が家は幼稚園に通っているので幼稚園について書きましたが、保育園でも一緒だと思います。
父親が少なくて気まずいこともないことはないですが、最近の風潮的には幼稚園の行事に父親が参加していると周りのお母さん方から「子ども想いのいいお父さん」として接してもらえます。
ぜひ父親ももっと幼稚園へ行ってみましょう!
子どもへの理解が深まったり、子育てがもっと楽しくなるかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。