4月に入りましたがまだまだ肌寒い日が続いていますね。
相変わらずPCの調子が芳しくなく、またブログが御無沙汰になってしまっていました。
そんな間に、子育て支援系の「子育て支援と心理臨床」という雑誌にて、当ブログの記事を引用していただきました。
今回は掲載していただいた雑誌のご紹介です。
子育て支援と心理臨床
今回引用掲載頂いた「子育て支援と心理臨床」は、福村出版社から4月と9月に定期刊行されている子育て支援者向けの専門雑誌です。
4月発行ですが、事前に出版社様から送っていただきました。
等ブログの記事を読んでくださった大学の先生が「子育てカップルの子育て支援」という項目で引用してくださいました。
引用していただいたのは下記の記事です。
子育てカップルの子育て支援ということで、父親向けの子育て支援の項目で引用していただきました。
父親の育児参加のむずかしさが多角的な面から分析されていて、とても興味深い内容でした。
なかでも、父親が子育てに参加することのむずかしさの象徴として、育児休暇の取得率が2015年で女性は81.5%、男性は2.65%と記載されていました。
数字で見るといかに男性は育児休暇を取得できないかがわかりますね。
ブログやネットの記事などを見ていると男性も育児休暇を取ったという話も見かけることはありますがそれでもやはりまだまだ少数派ですね。
育児休暇を取れないどころか呈示では帰ることが出来ず、残業せざるを得ない状況に置かれると父親が子育てに参加することは難しくなります。
また、自治体が父親向けの子育て支援が必要という認識はあっても、どうしても母親向けの支援よりは後回しになってしまう実情もあるようです。
記事を書かれた大学の先生も自分の体験として記述していましたが、父親はどうしても「育児や家事をサポートしている自分は偉い」「妻を手伝っている」という意識を持ってしまう部分もあるというのは読んでいて身につまされるものがありました。
男女平等とうたいつつも、どうしても母親が主導で子育てをするという意識が根底には残ってしまっているのかもしれません。
共働きが主になっている現在、男性も当然のこととして家事や子育てを担うことができる社会環境がととのえば、父親の意識もさらに変わってくるのかもしれないと思いました。
はてなブログでも父親が書いているブログをよく見かけますが、やはり実際に子どもと長時間接したり子どもと一緒に色々な場所に出かけていたりすると「子育ての大変さ」を実感している方が多いように感じます。
現状では特に男性の会社の上司などは子どもがいたとしても「父親として子育てをに関与していない世代」なのも父親の育児休暇取得を取りづらくしている要因なのではないかと思います。
会社の経営者や管理職ぐらいの立場の方から、
「子育て何て母親に任せておけばいい」
「子どもは勝手に育つ」
「子育てで休むなんて甘えだろう」
という言葉を私も実際に何度も聞いたことがあります。
面白いことに、私が「今は子育てを頑張っているという話をすると」
「それは素晴らしいね!」「がんばってるね!」
という言葉をかけてくださるのですが、いざ自分の会社の社員の話となると
「社員に子育てを理由に休まれたら困る」
という、子育てで休むなんてありえないという認識になるようです。
私も実際に子育てをしてみるまではその大変さが全く分かっていなかったので実際に子育てにあまり関与してこなかった年代の方に育休取得の大事さを分かってもらうことは難しいのかもしれません。
育休取得や時短勤務などの必要性をわかってもらうためには、会社の経営者や管理職向けのセミナーやコンサルティングのようなものが必要となってくるのではないでしょうか。
子育て支援に関しても、「母親と子供への支援」から「子育て世帯の家族への支援」という方向にシフトしていけば「母親が孤立して悩む」という状況も少しは改善できるのかもしれません。
今回引用掲載していただいた「子育て支援と心理臨床」には他にもたくさんの専門的な情報が掲載されており、とても勉強になりました。
我が家のタイムリーな話題としては「わが子の就学を控えた保護者の思い」という発達障害やグレーゾーンの子の小学校就学に関する「特別支援級」と「普通学級」の選択のむずかしさに関する記事もあり子供の進学に関して改めて考えさせられました。
既刊の見出しにも興味をひかれるものが多いので、機会があれば他の号も購読してみようと思います。
まとめ
ブログの記事を雑誌に引用していただくとは夢にも思っていなかったので、連絡を頂いた時にはとても驚きました。
幼稚園や療育の1年間のまとめや息子の現状の話など、書こうと思っているテーマはかなりたまっているのと、PCも何とかだましだまし使えているので、4月から心機一転また毎日更新していこうかなとも思います。
子育ての話半分、趣味の話半分くらいで無理なく更新していきたいです。
それでは、お読みいただきありがとうございました。