最近暖かくなってきて昼間は公園遊びもできるようになってきましたね。
私も週末に息子と一緒に近くの公園で遊んできました。
家族連れも何人かいて、小さい子もいたので気をつけながら遊んでいたのですが、まさか思いもよらない形で息子が加害者になりかけるとは…
今回はヒヤリハットのお話です。
ブランコに忍び寄る恐怖
その日、息子は公園に行ってすぐにブランコで遊び始めました。
前回の記事に書いたように息子は発達性協調運動障害で運動全般が苦手なため、ブランコを自力で漕ぐのもぎこちないです。
とまった状態からはブランコをうまく焦げないので、補助で勢いをつけて揚げる感じです。
この日も「背中押して!」と言われたので、近くで背中を押してあげていました。
公園のブランコは比較的新しく、鉄柵で囲いがしてありました。
普通に遊ぶ分には何も危険はなさそうでした。
一度、小さい子がブランコの方に走ってきそうになりましたが、連れ添っていたおじいさんが制止してくださったおかげで、ことなきを得ました。
ブランコ遊びと言えば、以前読んだきなこ猫さんのブログが頭をよぎり・・・
公園内の遊具とはいえ十分に気を付けないといけないと思いながら遊び続けていると
とつぜん、目の前に急に幼児と父親らしき男性が!!!
躊躇せず柵のなかに入り、ブランコの近くををゆっくりと歩いて通り過ぎていきます
「危ない!!!!」
と息子のブランコを手で無理やり止めました。
その親子にぶつかることはなかったですが、男性は何故かこちらも自分の子どもの事も見ることもなくごく普通に歩いていきました。
通り過ぎていく姿を見るに、子どもは1歳~2歳くらい。
まだ自分では危険判断を出来る年齢ではありませんでした。
そして驚くことに、ぶつかってもおかしくないブランコ側を子どもが歩いていました。手をつないでいるとはいえ、危険だとすら思っていない様子。
「何故大人が小さい子を連れてブランコの柵の中をわざわざ横切ったのか?」
「危ないと言ってブランコをとめたこちらをなぜ全く気にもしなかったのか?」
「そもそもブランコが見えていなかったのか?」
考えても全く分かりません。
もしブランコをこいでいる息子の足がその子にぶつかった場合には、相手に怪我をさせてしまうことでしょう。
そもそも大人が一人で歩いているのだとしても、わざわざだれかが遊んでいるブランコの近くを横切るなんて言語道断です。
それをなぜ小さい子を連れて横切ってしまうのでしょうか。
怪我がなくてよかった
日常に潜むヒヤリハット。
自分は気を付けていても、いつ加害者になってもおかしくない状況が簡単に生み出される恐怖。
今回は必死でブランコをとめて、相手の子も自分の子にも怪我はありませんでしたが、大人がついていてもこの状況。
もし子供だけだったら…と思うとゾッとします。
ちなみに、最初にブランコゾーンを横切ったおじいさんと子ども連れの場合は、
こちらが「危ないから気を付けようね」と息子に言い聞かせていると
「いえ、気をつけるのはこちらですから」
とおっしゃっていました。
この方のように、子どもの見本となるような行動を大人が取っていかないといけないなぁ……と考えさせられます。
誰にも怪我がなくて本当によかったです。