こんにちは。天パパパです。
ネットでニュースを眺めていたら、気になる話題を見つけました。
イギリス王室がメンタルヘルスに対する偏見をなくす「Heads Together」というキャンペーンを立ち上げたというニュースです。
そのなかで、キャサリン妃は母親としての葛藤を他の母親たちと話し合ったそうです。
「子育て中の孤独感」というのは現代日本の家族形態特有の問題なのかもしれないと思っていたのですが、他の国でも同じような現状があるようですね。
キャサリン妃も
「子育て中に、理解してくれる友人が欲しかった」
「子育て中は、時に寂しさを感じますよね。自分が世間から孤立しているように思うこともありました。でもこの孤独感は、自分だけでなく、実に多くのお母さんたちが感じてきたことなんです。そんな時は、助けを求めることが大事だと思います。」
「孤独だった」子育て中にキャサリン妃が感じてきた葛藤とは? (コスモポリタン) - Yahoo!ニュース
と語っています。
私も一時期子育てをしながら精神的に追い込まれていたような時期もありました。
孤独感以外にも、成長に関する悩みでかなり落ち込んでしまったこともあります。
「助けを求めることが大事」という話には救われる部分もあると思います。
英国では孤独感を解消するために母親たちをつなぐアプリというのも開発されているそうです。
日本だとtwitterやブログのやり取りで救われたという話も耳にしますね。
「子育て中の孤独感」に関してとりあげられることは最近多くなっていますが、実際に体験してみなければわからないという事もあります。
そんななかで子育てを経験した影響力のある人が発言をするという事は、世間に知ってもらうためにとても大きなことだと思います。
子どもが小さいうちは特に子育ての悩みや孤独感を相談することが中々できない状態になってしまいます。
ブログやtwitterなどでは「辛い」ということを発信できますが、普段の生活で「子育てが辛い」や「子どもといても孤独」と発言することは難しいし、共感も得られないことも多いのが現状です。
また、日本は特に「メンタルヘルス」については偏見が強く、悩みを相談しても根性論や一般論で返されたりすることもあります。
私も以前、心療内科にお世話になったことがありますが、行く前にはとてもハードルが高かったのを覚えています。
すぐに心療内科や精神科にいくというのは難しい場合もあるので、ワンクッションとしてもう少し身近に相談できる場所があってもいいのではないかなと思います。
そして子育てにかぎらず、職場のメンタルヘルスなども今は問題になっていますよね。
大人だけではなく、子どもや若い世代も「病んでいる」という表現を使うことが増えているようです。
メンタルヘルスについてオープンに話し合える場所が増えていけば、偏見も減って相談しやすくなるのではないかと思います。
また、以前につるの剛士さんが実際に育休を取って子育てに専念した際のインタビューについての記事を書いたことがありますが、やはり子育てを経験した影響力のある人が発信していくことで子育てをしている人へのフォローも広まっていくのではないかと思います。
親も子供も身体の健康を気にするように、メンタルの健康について考えていければいいかなと感じたニュースでした。
お読みいただきありがとうございました。