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のんびり息子と天パパパ

主夫修行中の天パパパが、発達障がいグレーゾーンの四歳児とすごす日々の記録です

育休をとると帰る場所がなくなる?つるの剛士さんのインタビューから考える社会のおかしさ

つるの剛士さんと言えば、5人のお子さんの父親で、育児熱心な男性として有名ですね。

 

つるのさんはこれまで二回の育児休暇を取得していているようで、二回目の育休が終わった際にLINE BLOGにて報告されていたことを読んでとても共感しました。

その育児休暇に関してインタビューされた記事が今日取り上げられていましたので、改めて感じたことを書こうと思います。

 


記事から見える、つるのさんの素晴らしい点

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芸能人が育児休暇を取ったという記事からすると「育児している俺カッコいい」という内容になってもおかしくないのですが、つるのさんの話す内容は全く違います。

なんでこんなに毎日同じことが、同じ時間にやってくるんだ、というストレスです。

 毎朝5時半に起き、小中学生の子ども4人の弁当と、朝ご飯を作る。娘3人の髪を今風にふわっと結う。7時半に子どもたちは学校へ。ゴミ出しと皿洗いと洗濯をして、子どもが帰ったら習い事や塾の送り迎えをし、買い物をして、夕ご飯を作る。もう毎日同じ。

つるの剛士さん、育休宣言に「もうねえな。帰ってくる場所」 - withnews(ウィズニュース)より引用

 

毎日同じことの繰り返しの辛さ。

子育て中の方なら皆さん一度は思うことだと思います。

更に子どもが5人もいる中での家事の大変さは想像すらできません。

私は1人しか子どもがいないのにてんやわんやです。

更に習い事や塾の送り迎えまで。素晴らしすぎます。

また、家事をしても誰からも評価されないのでインスタグラムに弁当画像をあげたりするという行動に関する話では「子育てのやりがい」という部分に触れています。

 

育休の一番の目的は、育児じゃなくて、奥さんの気持ちがわかるようになることだと思う。1カ月間やってみて、めっちゃくちゃしんどくて、奥さんを見る目が全然変わった。 

つるの剛士さん、育休宣言に「もうねえな。帰ってくる場所」 - withnews(ウィズニュース)より引用

こちらの表現もとても同意します。

私も自分が体験するまで育児や子育てをしながらの家事がこんなに大変だとは思いもしませんでした。

そして、妻や世の母親はこんなに大変なことをしていたんだということが実感でき、周りの子育てをしている人にまで手助けしたくなるような気持ちになりました。

 

芸能人でも育休を取ると帰る場所がなくなる?

一般人からすると、芸能人であるつるの剛士さんは育休を取りやすいのではないかとも考えがちです。しかしつるのさんが最初に育休を取ろうとしたところ

事務所から「絶対許さん」と言われたそうで、

周りからも「もうねえな。帰ってくる場所」と脅されたそうです。

確かに芸能人は人気商売です。一度画面から消えたら他の人にその立場をとられてしまい、復帰しても仕事がなくなる可能性もあります。

しかしそんな中でも育休を取ったというのとは、とても勇気のある行動だと思います。

「もし消えかかってもゼロからやり直そう」

という意気込みは、なかなか持てるものではないですよね。

また、「芸能人」という世間的に影響力のある立場の人が育休を取ったという事も大きなことではないでしょうか。

 

実際にはつるのさんは育休から仕事復帰した後にも子育て関連番組に出るなどして活躍されています。

そういう意味でも、「子育てにはマイナスなんてなかった」という、つるのさんの発言は真実味を帯びています。

 

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育児休暇を取得することは難しいのか

上記のニュースにはたくさんのコメントが寄せられていましたが、

この記事の内容は素晴らしいが、今の自分に育休は無理

という男性からの意見が多かったです。

これだけ「育児休暇」という言葉が普及していても、いざ取得する立場の人間にとって「自分には無理」と思ってしまうのはなぜなのでしょうか。

普通の男性会社員が育児休暇を取得するには様々な問題があると思います。

例えば、 

・上司からの理解が得られない

・出世コースから外れてしまう

・周りの同僚に負担がかかってしまう

・育児休業給付金では金銭的に大変

・育休後に本当に復帰できるのか不安

・男性の場合、男性が育児休暇を取得した前例がない

 などです。

 

子育てが大変」ということがもっと広く周知されていかなければ、男性が育児休暇を取得することに対して上司や周りの理解を得ることは難しいのかもしれません。

上司が子育ての大変さを理解していない場合、

「子育てにわざわざ男性が育休を取る必要があるのか?」

「母親に任せておけばいいのではないか」

という意見が出てしまうのではないでしょうか。

 

男性が育児休暇を取ることは特殊なのか 

厚生労働省の発表によると、2015年度の育児休暇取得率は女性が81.5%だったのにたいして男性はなんと2.65%だったそうです。

育休:男性の取得率2.65%、過去最高 女性81.5% - 毎日新聞

過去最高とはいえ、とても低い数値ですね。

 

つるのさんが育休を取得することを決めた時、

育休を思いついたのは、授賞式当日の朝。「仕事ばっかりやってもだめだ。家庭が崩壊したら仕事も出来なくなる」という、銀行マンだったおやじの言葉がパッとおりてきた。

つるの剛士さん、育休宣言に「もうねえな。帰ってくる場所」 - withnews(ウィズニュース)より引用

と思ったそうです。

仕事をすることはもちろん大事ですが、家庭が上手くいっていなければ仕事でいいパフォーマンスを出すことはできないんですよね。

 

ワークライフバランスという言葉も普及し始めて来ています。

「定時退社」という、よく考えれば当たり前のことも段々話題になってきています。

 

自分の子どもの世話をするための休みという「育児休暇」も

よく考えればとても普通で当たり前の事なのではないでしょうか。

男性が育児休暇を取得すること」が特殊という社会の方がおかしいのではないかと思います。

 

また「育児休暇を取って子育てをした」という事が経歴上マイナスではなくてプラスに評価されることも必要になってきます。

子育てをすることでお金がかかる一方、育児休暇を取得することで査定が下ったり、給料が減ってしまったりしてはその後の生活に支障が出てしまいます。 

仕事で評価されて出世するということも、生活を維持していくモチベーションとしてとても大事なことだと思います。

育児か出世かどちらかを選ばなければいけないというのもおかしな話ではないでしょうか。

今回の記事の趣旨から外れますが、仕事と育児という事に関してはこちらは女性にも言えることだと思います。

 

とはいえ、急に社会が変わるわけではなく、難しいながらも育児休暇を取得できる人は取得していかなければ制度の普及は進みません。

 

さいごに

つるの剛士さんのインタビューはとても素晴らしい内容なので興味を持った方はぜひ元記事も読んでいただきたいと思います。

つるのさんには育児休暇体験者として、今後も子育てについての意見を発信していってもらいたいです。

「育児休暇を取得したい」と考える率が比較的高まってきた私たちの世代から少しずつ社会を変えていき、その世代が上司になった時には部下が当然のように育児休暇を取得できるようになっていればいいなと思います。

 

理想論かもしれませんが、男性の育児休暇、どんどん取得していければいいですね。