のんびり息子と天パパパ

発達障がいグレーゾーンの息子とすごす日々の記録。小学校編。

チャイルドシートを使用していない人に指摘が出来ない

私が住んでいる場所は地方都市なので移動手段はほとんど自動車です。

最寄りのまともなバス停まで徒歩30分。

最寄りの駅までは徒歩40分です。

完全な車社会ですね!

 

そうなると勿論、子育てにも車が必須。

子どもと一緒にどこかに出かけるときでも基本は車移動です。

 

以前、知り合いがチャイルドシートやジュニアシートを使用していないのではないかという場面を見かけてモヤモヤしたというエントリーを書きました。

 

チャイルドシートは絶対必要!

でも指摘はできないかもしれない・・

 頂いたコメントもこのような論調の物が多かったです。

 

この記事を書いた後にも子ども関連の施設にて

「あれ?チャイルドシートやジュニアシートに乗せてるかな…?」

という場面を何度か見かけたことがあり、相変わらずモヤモヤした日々を送っていました。

 

そして先日、久しぶりにその親子が車に乗っている場面を見かけたのですが、

 

車が発進しても未就学児の兄弟が明らかに車内で立っていて、2人は前に見かけたときよりも激しく動きまわっていました。

 

このあいだも見間違いではなかったし、いつもチャイルドシートやジュニアシートは使用していないんだろうなと推測してしまいます。

親御さんは普通の方ですし、以前にチャイルドシートやジュニアシート自体は車に装着されているのを見たことがあるので、持っていないわけでもなさそうです。

 

そうなるとチャイルドシートやジュニアシートを使用しない理由は良くわかりません。

わからないからこそとてもモヤモヤします。 

 

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チャイルドシートはどうして必要なのか

チャイルドシートやジュニアシートを使用する理由は、幼児を交通事故の被害から守るためです。

子供を守るチャイルドシート|警察庁

上記警視庁のページに詳しい情報が載せられていました。

(※)道路交通法第71条の3第3項
  自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を 果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第 三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を 有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車さ せて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させる ことが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを 得ない理由があるときは、この限りでない。

ここで言う「幼児」は6歳未満が該当します。

違反した場合は免許点数が1点減点で、反則金は無いそうです。

幼児保護装置としては

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0歳~2歳位まで使用するチャイルドシート

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3歳~5歳くらいまで使用するジュニアシート

があり、子どもの体重や身長に伴い少し形状は違います。

 

次に一番大事な情報を転記します。

チャイルドシート不使用者の致死率は使用者の約25.7倍です。

チャイルドシートやジュニアシートを適正な方法で使用しないということは、親の手で子どもを危険にさらしていることと同じです。

交通事故は自分がいくら気を付けていようが、突然後方や横から追突される可能性もあります。交通事故を100%防ぐことは不可能です。

 

警視庁とJAFの統計による「幼児のチャイルドシート使用状況」も掲載されていたので抜粋します。

2016年チャイルドシート使用率

1歳未満 85.7%  

1歳~4歳 66.8%

5歳 39.1%

 ※出典:警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/childseat/index.htm) 

 

1歳未満はさすがにまだ座れない子が多いのでチャイルドシートの使用率が高いようです。それでも15%の人は使用していないんですね。

以前に赤ちゃんをおんぶしたまま運転しているお母さんも見かけたことがありますが…。

 

1~4歳になると使用率がガクッと下がります。

他の親御さんから「うちの子はチャイルドシートを嫌がる」という話を聞いたことがあるので、このあたりの年齢から「子どもがチャイルドシートを嫌がるため使用しない」という層が増えてくるのかもしれません。

じっと座っているのが嫌な子もいますしね。

 

5歳になるとまたガクッと下がりますが、体が大きい子はジュニアシートを使用しなくてもそのまま大人の座席に座ってそのままシートベルトをできる可能性もあるので、かなり低い数値が出ているのかもしれません。

 

ちなみに、どの年代の着用率も年々上昇傾向にはあるようです。

 

チャイルドシートの使用を指摘することを想定してみる

危険性は分かりましたが、それでもやはりチャイルドシートやジュニアシートを使用していないことを知り合いに指摘するのはとても難しい気がします。

 

チャイルドシートを使用しないのは危険ですよ」

→そもそも最近は免許更新の時に危険性のビデオを見せられた記憶があります。

 知らないはずはないので効果は薄そうな…。

 

チャイルドシートはお子さんのためですよ!」

→「子供が嫌がるので・・」と言われそうです。

 

何か方法は無いんでしょうか。

「警察に捕まったら1点減点されるそうですよ」

なんですかね。

でも別に罰則があるからではなくて、お子さんの安全のために使用してほしいなと思っているんです。

余計なお世話なのは自分でもわかっているのですが、昨日からモヤモヤも晴れません。

この記事を読んでいる方は、知り合いがチャイルドシートやジュニアシートを使用していないところを見たことはありますか?

 

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おまけ 我が家の場合

前回も書きましたが、うちの息子はチャイルドシートに関しては物心ついた時から使用することが当たり前と考えているようで、ジュニアシートになった今でも乗ってすぐに

「ベルトして!」

と自己申告してくれるほどには遵守しています。

こだわりの強さがここではいい方向に出ているのかもしれません。

 

チャイルドシートやジュニアシートは適正な方法で使用するのが大事ですね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。