こんばんは。天パパパです。
発達支援センターでもらった冊子から、隣の市の療育施設に電話する事にしたところからの続きです。
思わぬところからのわずかな手がかり
隣の市の療育施設ではあるものの、冊子には掲載されているのでもしかしたら何か支援を受けられるかもしれないと思い電話をかけてみました。
この施設の方は丁寧に対応して下さったのですが、
「すみません。地元の人が優先でもういっぱいでして」
という予想通りの対応。まぁ、仕方がないなとあきらめかけたその時に
「○○市なら、来年度に新しい療育施設ができると聞いたことがありますが…」
え??地元の市役所で聞いても、発達支援センターで聞いてもそんな話は聞いたことが無かったですが!?でも、とてもありがたい情報です!!ありがとうございます!!
どうやら民間の療育施設が次年度から新設されるとのこと。
教えてくださった方に迷惑がかかると困るので、情報源は秘密にして市役所に詳細を聞くために電話してみました。
「すみません、とあるところから、来年度療育施設が新しくできると聞いたのですが、本当でしょうか?」
「あ・・・出来るといえば出来ますね。○○という施設です。気になるのであれば直接○○に聞いてみてください」
誇張しているわけではなく、本当にこんな感じでした。
市の担当者の人に発達支援センターに行ってみることを勧められた時も、発達支援センターで相談した時も、もちろん既に新しい施設が新年度から始まることは関係者なら誰でも知っていて、秘密にする必要もないはずなのに、なぜ教えてくれなかったんでしょう。
ちなみに、上記は2年程前の出来事ですが、天パパパが住んでいる自治体で今年の4月から「子育てワンストップ窓口!」みたいなサービスが始まったようですが、もっと小さいお子さんがいる方に感想を聞いてみたところ、全くワンストップじゃないと酷評されていました。
数年ではそんなに変わらないものなんですね。。
そんなこんなで、現在のんびり息子が療育を受けている療育施設の情報までやっとたどり着きました。
サマルトリアの王子を探しているような旅路でした。
さっそく電話をかけてみると、療育施設はまだ内装も準備段階なので、まずは隣にある保育園の事務所までぜひお越しくださいとのことでした。
園長の言葉に感動
そこの園長とお話ができるとのことだったので、ゆっくり話すために妻にはのんびり息子と家でお留守番してもらって一人で向かう天パパパ。
道中、「また苦笑いするような人だったらどうしよう・・・」と不安もありました。
しかしそんな不安も一掃。女性の園長だったのですが、お会いしたとたんに
「お父さん、よく来てくださいました。」
「お父さんが子育てに熱心だなんて泣きそうになります・・・」
と、とても温かく迎えてくださりました。
施設に関しても、既に保育所を運営している中で発達が気になる子が多いことに気がついて、発達支援のための療育施設を作りたいという志を持ってはじめることにしたそうです。
「施設に関しては、これから募集をかけるのでぜひ一緒に頑張って行きましょう。
次は息子さんも連れて来てね」
と、とても勇気づけられました。
また、親へのフォローもとても考えているらしく、子どもの発達の悩みの事を話していると、
「親が一息つく時間がないと、育児疲れしてしまう。
お茶飲んで話するだけでもおいで」
と言ってくださいました。
この時、久しぶりに少し心が軽くなった気がしました。
親身に乗って相談に乗ってくれる人がいるんだ。
のんびり息子が来ていい場所があるんだ。
たらいまわしにされたり、苦笑いされたり、良くわからない話を聞かされたり
そんな日々だった天パパパ一家に一筋の光が差し込みました。
療育への道は次で終わりです。
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