のんびり息子と天パパパ

発達障がいグレーゾーンの息子とすごす日々の記録。小学校編。

今も続く除染と、子どもの遊び場の事

今日は子どもが通う幼稚園の卒園式でした。

息子は年中なので、在園児としての参加です。

在園児の保護者は自由参加でしたが、来年に息子が卒園する時の予習も兼ねて私も参加してきました。

他の子のことながら、年長さんが「さよならぼくたちの幼稚園」を歌った時に泣きそうになってしまいました。

とてもいい歌ですね。 

来年息子が歌ったらきっと泣いてしまうと思います。

 

園長先生の言葉にもありましたが、今年卒園する年長さんまでが東日本大震災より前に生まれていた学年になります。

乳児を抱えての震災はとても不便なことだらけだったと思います。

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私の息子も含め、年中さんは震災後に生まれた学年です。

震災の年に生まれた子も、もうすぐ小学生です。

 

式の後に遊びに行った山の中にある公園では、除染作業をしていました。

今も続く除染作業。

私が住んでいる福島県ではすでに日常になった光景です。

子どもに「あれ何してるの?」と聞かれた時に何と答えていいのかわかりませんでした。

今も時々流れるニュースではあまりよくない現状が伝えられます。

福島原発事故から6年 「アンダーコントロール」からほど遠い現状、海外メディア伝える | NewSphere|ニュースフィア

 

原発の問題後に子どもの遊び場として行政が「室内遊び場」をいくつか作りましたが、まだまだ足りていません。

卒園式でも「小学生になっても子供は遊ぶのも大事」と言いながら同時に「遊び場が足りない時には父兄が行政に働きかけなければいけません」とも言っていました。

 

子どもがゲームばかりしていると問題になっていますが、そもそも震災後は外で遊んではいけないという時期があり、公園にいる子供は激減してしまいました。

現在は外で遊ぶ子供も増えてきてはいますが、これから息子がもう少し大きくなって、自分で歩いて行ける場所でまともに遊べるような公園はありません。

 

子どもはどこで遊ぶのが正解なのでしょうか。

外で子どもが楽しそうに遊ぶ姿を大人が見守るという、少し前には当たり前だった光景を見かけることがほとんどなくなっています。

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子どもが安全に楽しく遊べる場所を提供することが私たちの世代のすべきことなのではないかと感じます。

時代は違いますが、ドラえもんの中では子どもが空き地に集まって遊んでいます。

地域のなかで子どもを育てるという意味では、地域の中に子供の遊び場があってもいいのではないでしょうか。

学校と家以外にも子供の居場所があったらいいなと思います。

 

 

※前回の記事に温かいコメントを多数いただきありがとうございました。

妻も熱は下がったので今は回復に向かっています。

息子も鼻水は出ていますが熱は出ないので今のところは元気です。

中々ネットする時間を取れていなかったので、来週からは以前のようなペースで更新をしたり皆様の記事を読みに行ったりできればいいなと思っています。

ゼルダをプレイする時間も確保しなければ!

 

お読みいただきありがとうございました。