のんびり息子と天パパパ

発達障がいグレーゾーンの息子とすごす日々の記録。小学校編。

『支援級の子は伸びない』就学相談で校長から言われた衝撃の言葉

こんにちは。天パパパです。
発達障害グレーゾーンで年長児の息子がいる我が家は、来年度の小学校就学に関してそろそろ考えをまとめなければいけない時期です。

支援級か通常級か悩んでいるため、学区の小学校の支援級を見学させていただいたのですが、その際校長から言われた言葉

「支援級の子は伸びない」
「通常級の子には支援や配慮はしない」
「情緒級はかつてないほど学級崩壊している」
「インクルーシブ教育はただの理想」

という言葉を聞いて何を選択すればいいのかわからなくなりました。

その場では絶句してしまい帰ってきてから改めて考えましたが、
「支援級の子は伸びない」
というのはなぜ断言できるのでしょうか?
そもそも悩んで心配して藁にもすがる思いで小学校に見学相談に来ている保護者に対していうべき言葉なのでしょうか?

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校長の個人的な意見でしたら否定する気はありませんが、業務時間内に学校内での発言です。
私が住んでいる地域では特別支援教育の方針はほぼ校長に一任されているそうです。
つまり、ワンマン社長や独裁者のようなものです。
「校長の方針=小学校の方針」という事になります。
その立場にある人が言うべき言葉でしょうか。


支援級の子が伸びないのであれば、
支援で伸びそうな子は通常級に入れて伸ばすのかと思えば
「通常級の子には支援や配慮はしない」
と言われました。

では一体その小学校は誰に対して支援するのでしょうか。

伸びる子は誰なのでしょうか。

成長が早い子ですか?


通常級→支援や配慮なし
支援級→伸びないと決めつけ(学級崩壊)


情緒級の学級崩壊は、机を並べて座ることが出来ず
全員壁に向かってパーティションで区切られて座っていました
それでも誰一人椅子に座っていられない状態でした。


この小学校は罰ゲームなのでしょうか…。

他の親御さんからお話を聞くと他の小学校では普通に支援や配慮についてのお話があったそうです。


息子の場合は

・発達検査や知能検査の結果は通常級と支援級のボーダーライン
・3月生まれで発達が遅れているので同学年の子との差は大きい
・幼稚園や療育の先生の意見としては特別な支援が必要
・医者の意見で情緒級は多分該当しない

という学級選びに悩んでいた状況です。

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うっすらと「入学当初は特別支援級で伸びれば通常級に」と考えていたのですが
校長の方針ですと特別支援級から通常級に移ることは絶対ないそうです。

そういわれてしまうと将来の選択肢を増やすためには「通常級」という選択肢になりますが
支援しないと言われてしまうと息子がやっていけるのかどうか…。

 

ちなみに春に開催された教育委員会の就学に関する説明会では

・特別支援級から通常級への措置替えもあり

・通常級でも必要な子へは支援を

といった内容でした。

 

教育委員会と校長の言い分は相反しているようにも思われますが、理想と現実というものなのでしょうか。


特別支援教育に関しては地域によって格差があるようです。
また、上記のように校長の方針に寄っても隣の学区と全く違うという状況がうまれています。

現在では特性などの様々な事情で「特別支援級」を選ばれている方もいらっしゃると思います。

 

特別支援級の子は本当に伸びないのでしょうか?

 

グレーゾーンで境界線上にいる子はどの学級に属せばいいのでしょうか?

 

4月からの小学校生活を息子が安心して過ごせる環境はどこにあるのでしょうか。

悩んでも答えが出てきません。