早いものでもうすぐ2月も終わりで息子にも進級が近づいています。
少し前の記事で息子は小学校1年生のの通常級で何とか頑張っていると書きました
そうは言っても約1年の間に何度か先生からの電話や呼び出しなどちょっとした事件はありました。
その中でも、親として一番驚いた事件について書こうと思います。
心電図検査の日、先生からの電話
一学期の終わり頃だったと思います。
息子は小学校に慣れてきて色々な行事も無理なく参加できるようになっていたようでした。
そんなある夏の日、お昼前の頃だったでしょうか。
小学校から電話がかかってきました。
平日の昼間に小学校から電話がかかってくるのは、何か重大なことが起きた可能性が高いです。
何事かと電話に出てみると。。。
「お父さん、すみません。息子さんが心電図検査で…」
え? 心電図検査で何か異常が…!?
「受けるのを嫌がって泣いて拒否しています」
・・・・え?
心電図検査ですよね?
とっさに思い浮かんだ心電図検査には痛い要素などは全くないはず。拒否している理由がわからず電話をうけたこちらも混乱しました。
先生がおっしゃるには、どうしても嫌がっていてこのままでは検査を受けられないので
・後で病院で別で受ける
・親が行ってなんとか受けさせる
のどちらかでお願いしますとのことでした。
後で病院で受けると言っても、今回嫌がってるものを別な日にして受けられるかどうかは分かりません。
その日は用事があって私はすぐには学校に行けなかったので、妻に行ってもらうことにしました。
以下は妻から聞いた学校での様子です。
・校庭内に駐車してある心電図検査のバス車両の手前で、検査を受け終えた上級生が泣いている息子をなだめてくれていた
・クラスの子も心配して何人か残ってくれて「大丈夫だよ」「痛くなかったよ」と応援してくれた
・心電図検査を受けるためのベッドに横たわることや、とくに手首や足首につける洗濯バサミ?クリップ?のような機器をこわがっている様子
・阿鼻叫喚ながらも最終的にはなんとか受けることができた
という事でした。
息子は昔から思いこみが激しいところがあり、いくら周りが痛くないよと説明しても「あれは見た感じ痛そうだ!」という思い込みがあったようです。
心電図検査のバスのなかはカーテンで薄暗くしてあるのもまたこわい要素だったらしく。
やっとのことでバスのなかに乗り込んだものの、次の関門はベッド。
ベッドに横たわることをいくら説得しても了承しないため、
最終的には椅子に座ったまま受けることに。
しかし、次なる関門はクリップです。
本来であれば電流をはかるためにクリップを手足にはさみ、心臓のあたりにはジェルを塗ってペタッとしたシートを貼りますよね。
クリップを異常にこわがるため、医療用テープで固定して受けることに。
しかし加減が難しいようで、あまりにピッタリと固定しすぎてもちゃんと計測できず、かといって誰かが押さえているわけにもいかず、申し訳ないことに何度もエラーを出しながら計測していただいたようです。
その日は初夏とはいえ、かなり汗ばむ気温の高さです。
顔面蒼白になりながら椅子に座る息子、周りでサポートする大人数名。
みんな汗だくで大変だったようで…。
というか、椅子に座りながら心電図検査を受けるなんて初めて聞きました…。
先生や検査の係りの方々には大変迷惑をかけてしまいました・・・
妻も大変だったようです。
思わぬところでこんなにこわがって拒否反応を示すとは…。
幼稚園の頃は心電図検査を受ける機会がなかったので、完全に盲点でした。
来年はちゃんと受けられるか
数日して落ち着いた頃に、息子に心電図検査はなんのためにするのか、どういう器具を使うのか、などと説明し、家で大きい洗濯ばさみを見せながら実演してみせました。
さらに、その検査は毎年行われること、まったく痛いようなことはしないともあわせて説明。
息子はなんとか理解しつつあるようです。
まぁ、実際に二年生になってみないとわからないですが…。
とにかく、学校から連絡が来るとドキッとしますよね。
来年の検査はスムーズに受けられるように、親子でイメージトレーニングをしておきたいと思います。