アカデミー賞最多ノミネートで話題の映画「ラ・ラ・ランド」今日から公開という事で何の前情報も入れずに見てきました!
見た理由は「話題になっているから」です。
これだけ話題になっていればきっと面白いに違いありません!
子どもの送迎のスキマ時間に丁度いい上映時刻があったので、駆け込みセーフ。
これからご覧になる方もたくさんいると思いますので、HPやチラシに載っている情報以外は全くネタバレなしで感想をお伝えします。
LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)って?
不思議なタイトル、LA LA LAND。
日本人からすると聞きなれない言葉です。私は初めて聞きました。
こちらについては、映画のチラシに意味の記載がありました。
LA LA LANDとは
・ロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称
・陶酔し、ハイになる状態
・夢の国
私はこの情報も映画を見た後に発見しました。
観終わった後の感想としては、言葉の意味通り「ロサンゼルス」を舞台とした「夢の国」で「陶酔し、ハイになる状態」の映画だったと思います。
「夢」というのが作品のキーワードになっています。
女優を目指して、映画スタジオのカフェで働くミア
好きなジャズを思う存分弾ける店を持ちたいセブ
夢を持つ2人のラブストーリーです。
ラブストーリーの王道のようなお互いに悪い印象の出会いから恋におち、そして大人の結末が訪れます。
ぜひネタバレを見ずに劇場で体験してほしいです。
ミュージカルってどう?
この作品はミュージカルエンターテイメントです。
もちろん、映画中でも突然歌い踊ります。
私はそんなにミュージカル映画を見たことがなかったので、観る前には作品世界に入り込めるかどうか少し心配でしたが、そんな事は杞憂に過ぎませんでした。
最初の数分で一気にミュージカルの世界に引き込まれました。
映画館なので我慢しましたが足踏みしたくなるほど楽しい気持ちに。
そこに広がっていたのは夢の国でした。
劇中のミュージカルシーンも、基本的には登場人物の心に動きがあった時に挿入されます。
普通の人でも恋をすれば頭の中にお花畑な音楽が流れるように。
そして、音楽だけでも様々な思い出がよみがえるように。
また、ミュージカル映画と言えば元々あるミュージカルを題材にしたものが多いですが、今回は楽曲、ダンス、脚本が全くのオリジナルという事にも驚きました。
全てがミュージカルというわけではなく、もちろん普通のお芝居の部分もありますのでミュージカルがそんなに好きではない方でもあまり気にせず見ることができるのではないかと思います。
ララランドの出演者は?
主演の二人がとても素敵でした。
ミア役のエマ・ストーンはブロードウェイの舞台「キャバレー」の主演で絶賛されたそうです。
前情報なしに見て歌とダンスのクオリティーに圧倒されたのはそういう事だったんですね。
表情やしぐさがとても可愛らしく、映画を見ている間に夢中になってしまいました。
セブ役のライアン・ゴズリングは、ジャズピアノ部分を全編吹き替えなしで演奏したそうです。もともとミュージシャンとしても活動していたんですね。
全体的に抑えた演技なのですが、とても存在感があります。
どこかで見たことあるなと思って調べたところ、以前に見て感動した「ラースとその彼女」でも主演していました。
この映画でも抑えた演技の存在感が素晴らしかったです。
まとめ
ラ・ラ・ランドは前評判通りの極上のミュージカルエンターテイメントでした。
観客がララランドという夢の国で陶酔してハイになってしまいます。
昔の映画のオマージュがあるようですが、わからなくても全く問題なく楽しめます。
何も知らずに見ても、映画館を出た後にはミュージカルのように歌って踊りだしたくなってしまう不思議な魔法にかかります。
私も踊りそうになりました。
映画館で映画を見ること自体が「夢の国」へ行くことなのかもしれませんね。
そういう意味でもぜひ映画館で見ていただきたい作品です。
「話題だから」という理由だけでも見る価値があります。
楽しい気持ち、せつない気持ち、音楽やダンスの素晴らしさ。
全てが詰まっています。
ラストシーンに関しては、ネタバレなどの前情報を入れないで見ていただきたいです。
感動の度合いが全く違うと思います。
少しでも気になった方はぜひLA LA LANDへ行きましょう!
きっと楽しい時間が待っています。
お読みいただきありがとうございました。