地元で「こち亀展」が開催されていると聞いたので見に行ってきました。
「こち亀展」とは週刊少年ジャンプで連載されていて先日完結を迎えた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載40周年&コミックス200巻記念で行われている展覧会です。
こち亀のコミックスは多分80冊くらいは家にあるのですが、置き場所に困り途中で買うのをやめてしまった覚えがあります。
買っていたのは120巻くらいまでだったと思うので、そこから更に80巻も出ていると思うと驚きですね。
昨年秋から何か所か回っていて、今回は20017年3月30日~4月9日まで開催されている福島会場に行ってきました。
よく見ると黄色背景のロゴ部分が「こちら福島市中合福島店内派出所」となっています。各会場ごとに変わっているんですね。
内容としては
・200巻のコミックスが並べられた伝説の回廊
・両津、中川、麗子、部長の4人の魅力があふれるシーンを原画で紹介するゾーン
・撮影可能な、こち亀ワールドゾーン
・人情系の話の原画や東京の下町の風景を集めたゾーン
・神田明神に奉納された全長8mの絵巻を紹介するゾーン
・こち亀展描きおろしの漫画「想い出」の巻
・オリジナルグッズ販売
となっていました。
特に見ごたえがあったのは両さんと派出所メンバーを紹介する原画ゾーンです。
各メンバーの魅力が描かれたページの原画が紹介されていて、漫画を読み返したくなりました。
連載が長いのでキャラの性格なども変わっていますが、そこに時代を感じることができるのもこち亀の魅力の一つだと思います。
また、こち亀のために書きおろされた漫画の「思い出の巻」は連載終了後の派出所を舞台にした作品で、ほろっと感動する話でした。
撮影可能ゾーンにはインパクトが大きい展示が沢山ありました。
祭りゾーン。両さんはお祭り男なので下町のお祭りの話も多かったですね。
オチゾーン。部長が怒って派出所に乗り込んでくる様々なパターンがまとめられていました。部長がどんどんエスカレートしていくんですよね。
オチの一コマだけでもインパクトがあって笑ってしまいます。
両さんの悪事がばれてTVで報道されているパターンのオチも多かったですね。
両さんといえば金儲け。数々の手段で金儲けをたくらみ、一攫千金に成功するものの最後には欲をかきすぎて失敗してしまうのもお約束ですね。
連載40年の両さんの収支は、何と-1963兆2928億5903万8850円だそうです。
もはや想像すらできない金額ですね。
どんな事業でどれだけ収入があってどれだけ負債が出来たのかも年表になって細かく書かれていました。
こち亀展のグッズとしてキティちゃんコラボ商品もありました。
意外と違和感無いですね。さすが世界のキティちゃんです!
スペース的にはそんなに広くないので、見るのにさほど時間はかからないかなと思って入場したのですが、いざ入ってみると原画などを1枚1枚じっくり眺めて結局1時間以上楽しむことが出来ました。
これから行く予定の方は、時間に余裕を持って見に行くといいと思います。
懐かしのキャラも描かれているキャラ相関図もとても面白かったです。
こういった展覧会は大都市で開催されることが多くなかなか行くことが出いないので小さい地方都市でも開催してもらえたのはとても嬉しかったです。
こち亀展の今後の予定は
2017年4月14日(金)~5月14日(日)
名古屋会場 テレピアホール
2017年5月20(土)~7月9日(日)
釧路市立美術館 生涯学習センター3階
とのことです。
お近くの方はぜひ。
こち亀展を見て久しぶりにこち亀を読みたくなってきたので、実家に置いてあるこち亀のコミックスを探さなくては!
本日もお読みいただきありがとうございました。