のんびり息子と天パパパ

発達障がいグレーゾーンの息子とすごす日々の記録。小学校編。

子どもとの散歩で気付かされたこと

最近子供を寝かしつける際に、気付くと一緒に寝てしまっています。

夜にしようとしていた作業が残っていたり、皆様の記事を読もうと思っていたのに・・。

暖かい布団には勝てません。

着る毛布を導入すべきか本気で悩んでいます。

 

今日は散歩のお話です。

のんびり息子は御多分に漏れず散歩が大好きです。

どれぐらい好きかというと、親が「ちょっと銀行に用事があった」と、ぼそっと言ったのを遊びながらも聞いていていそいそと自分も上着を着始めるくらいには好きです。

勢い余って先に玄関に一人で向かおうとするくらいにも好きです。

 

最近息子と散歩するといろいろ学べることが多いなと思っていたので少しまとめてみました。

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交通ルールを守る

当たり前の事なんですけどね。

1人で歩いていると横断歩道ではない場所をつい渡ったりしてしまいます。

でも子供と一緒だと

安全第一!交通ルールも教えよう!

という気持ちになって

「止まれ」でしっかり止まって右左確認。

渡る時は横断歩道!

歩行者信号が点滅でも危ないから止まろう!

と言った感じで、交通ルールをしっかり守って歩くようになります。

 

交通量が多めの道で、横断歩道で子どもと一緒に待っていても車って全く止まってくれなくてなかなか渡れないんですよね。信号は遠いし。

自分が運転している時は意識して横断歩道で待っている人がいたら止まる様になりました。

 

何もない近所でも楽しめる

家の周りは住宅街です。素敵な街並みも商店街も何もありません。でものんびり息子は毎日新しい発見をします。

「はん」と大きく書いてあるお店を見つけると

「ご飯屋さんだね!」

だれも住んでいなさそうな廃屋っぽい家を見つけると

「お化けが住んでるのかな」

といつも妄想を膨らましています。

実際は「はんこ屋さん」だったりだれも住んでいなかったりしてもそんな事は関係ありません。

ただ銀行に行くだけでも、置いてある配布用リーフレットを集めてコレクション気分です。

何でも楽しめるのはいいことですね。

 

人生には余裕も必要

私一人で用事があって出かける場合には、目的地まで最短距離で同じ道を往復して帰ってきてしまいます。

しかし、のんびり息子との散歩では帰りはいつも寄り道です。

「こっち行ってみよう!」

とどんどん家から遠ざかります。

その姿は未知の世界へ旅立つ探検隊のよう。

知的好奇心でしょうか。知らない道を曲がっていつもと違うことをするのは大人でも脳にいいみたいなので、私にとっても毎日いい刺激になっています。

 

暗くなってからの散歩でも楽しい

最近は暗くなるのが早くなって幼稚園から帰ってくるころには日が傾いています。

夕方5時頃だともう真っ暗で、夜のような気分になってしまいますね。

それでものんびり息子は大喜びです。

街頭や車のライトでできる影を見てはゲラゲラ笑っています。

夜は交通安全には特に気を付けているようで、車が来ると道の端で自主的に止まる様になりました。危ないですもんね。

 

ゆったりとした時間を過ごせる

歳を取ると時間の流れが速く感じると言いますが、最近本当にそう思います。

でも、のんびり息子と一緒に散歩をしているときは何となく時間がゆっくり流れているような気がします。

子どもと同じ時間軸を共有してるんでしょうか。

 

子どもの頃を思い出す

最近、息子と一緒に散歩していると自分が子どもの頃に住んでいた街を思い出します。

何もなかったけど毎日キラキラして見えた世界。

よく散歩のついでに行っていた駄菓子屋さん。

忘れていた記憶が思い出されます。

息子もいつか思い出す時があるのかな。

 

今を存分に楽しもうという気持ちを思い出させてくれる

子育てをしていると終わりのない繰返しのような気がしてきますが、子供は成長しています。

当たり前だった手をつないで歩く散歩も、小学校にあがる頃までと考えるとあと1年ちょっとしかないなと思うと少ししんみりしたりもします。

子どもが手をつないでくれる間は親も一緒に楽しみながら散歩が出来たらいいなと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

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